明日からいよいよ夏休みです
- 公開日
- 2018/07/20
- 更新日
- 2018/07/20
校長の部屋
夏休みを迎えるにあたり、私からひとつお願いをします。
それは、病気やけがをすることなく、元気に9月を迎えてほしいということです。
やはり、心配なのは、水の事故や交通事故です。
どちらも「自分は大丈夫だ」と過信しないでください。
特に交通事故については、自分は交通ルールを守っていても、ルールを守らない車や自転車によって事故に巻き込まれるなどの不幸なニュースをよく聞きます。
私は、働き始めて1年目の夏休みに事故に遭いました。
仕事の帰りに、車で優先道路を走っていて、右横の細い道から車が運転席にぶつかってきたのです。
こちらは、踏切を越えてすぐでしたので、それほどスピードは出ていませんでしたが、相手のスピードに押されて5mくらい横に車が吹っ飛び、田んぼにダイブしました。
相手は、無免許、飲酒運転、一旦停止無視の違反を犯していました。
私は、救急車で運ばれ、そのまま半年間入院しました。
半年後、何とか仕事に復帰し、リハビリに取り組み、3年後にやっと鉄棒にぶら下がれるようになりました。
そこまで回復しても、野球のボールを思い切り投げると5mしか飛びませんでした。
あれから32年経った今でも、まだ身体に痛みは残っていますし、お医者さんからは歳をとれば、どんどん痛みはひどくなると言われています。
事故の瞬間の記憶はまったくありませんが、あの時、「もっと注意していれば」と悔やんでも悔やみきれない自分がいます。
君たちには、私と同じような目にあってほしくないのです。
「自分は大丈夫」ではなく、いかなる時でも注意深くあってほしいのです。
「自分の命は、自分で守る」です。
それでは、次に会う時も明るく、元気な笑顔を見せてください。