学校日記

卒業前夜 雑感  3月4日

公開日
2015/03/04
更新日
2015/03/04

校長の部屋

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3月4日(水)

 明日、第33回卒業式を挙行します。
私にとって、本校で初めての卒業生。
先週、全員との会食会を終え、一人一人の良さが
しみじみ感じられ、寂しさがこみ上げてきます。
もっと、一緒に同じ時間を過ごしたかった生徒達です。
明日卒業というときに、北中君の立体人形が届きました。
デザインを考えてくれた3年生の女子が、会食時の約束を
果たしてくれたことを大変うれしく思います。

うれしいことは続きます。

先週1通、今週1通、私宛に手紙が届きました。

1通目は、先の秋の台風のおり、小学校が午後から登校したさいの出来事。
たまたま、お孫さんの家に行っておられ、強風が心配で通学班のところへ
付き添うために出かけたところ、すでに付き添った人がいたとのこと。
どこかのお父さんと思っていたところ、本校の生徒だった事が、この冬に判明。
本校3年生男子への感謝のお手紙でした。
その日は、月曜日で、本校は代休日。有線での登校呼びかけに、
行動を起こしたようです。朝礼で紹介しました。
朝礼で、「今年は3通も届きました。36年間で初めてです」
と話したとたん、火曜日に、又1通届いたのでびっくりしました。

2通目は、駅で試合帰りの本校サッカー部の生徒達とのふれあいについて、
以前4月にお便りをいただいた方からのものでした。
その折り、お返事を出しておいたところ、
卒業前に、再びお便りをいただきました。
その後、本校の名前を新聞等で見るたびに気にかけていただき、
応援していただいているととのこと。うれしくなりました。
もうすぐ卒業と言うことで思い出していただきました。
生徒とのふとしたふれあいを大切にしていただき、
筆を執っていただいたこと感謝いたします。
小牧市在住のご夫婦からです。

「幸福とは、ある時 人が人に感じる優しさ」
という言葉が添えてありました。

心温まるお手紙をいただき、私も幸福感に満たされました。
ありがとうございました。
今後も、生徒達とともに、一日一日を大切にすごしていきたいと思います。

明日は、心温まる温かい卒業式にしたいものです。
年が明けてから、受験へのさまざまな取り組みを初めて体験し、
気がついたら、あっというまに3月突入。
昨年までは、「式辞」の準備は早くからしていたのですが、
今年はリズムが異なります。小学校より2週間も早く、しかも、
近隣高校の卒業式への参加等いつもと勝手が違うため、「式辞」は
かなり難産でした。完成したのが、昨日。
生徒達の心に、最後のメッセージが届きますように・・・・心を込めて


校長が1年間で一番、心を込めるのが、旅立つ子供たちへのメッセージである
「卒業式の式辞」です。