平成23年度 修了式校長式辞
- 公開日
- 2012/03/23
- 更新日
- 2012/03/23
校長の部屋
今日で平成23年度の学習が終わりました。皆さんは全員無事,次の学年に進級することになりました。
2年生の皆さんにとっては、ここ2年間は,三年生が夏の部活動で活躍した姿を見てきたと思います。いよいよ自分たちの出番がやってきました。これから夏の管内大会に向けてしっかり練習して先輩以上の成績を目指しましょう。
1年生の皆さんは、中学校生活の1年が終わりました。小学校とは違う1年だったと思います。まもなく後輩が入学してきます。先輩として中学校生活の手本を示すときがやってきます。
さて、私からは、1年間の皆さんの生活を振り返って、新しい学年に向けての心構えについて三点お話をいたします。
一つ目は、「時間を守る」ことです。人と約束をした時間を守ることは基本中の基本です。時間にルーズだと、いろいろな活動に支障を来すだけでなく、一緒に活動する人の時間を無駄にしてしまうからです。
二つ目は、「人の話をよく聞く」こと。これは、同級生や先生と円滑にコミュニケーションをとり、正確に、そして楽しく活動をするための最低条件です。
三つ目は、「主体性・自立性」です。これは非常に大切な要素です。
中学生として、先生の話を聞き、理解するという受け身の立場だけでは自分を大きくのばしていくことは出来ません。
積極的に学び成長する姿勢が必要なのです。「指示待ち人間」ではいけません、自らの意思で行動できることが大切なのです。こうした意識を持つことによって、自分に自信をもち、意欲に満ちた学校生活を築いていくことが出来るのです。
学校生活の中で、自己と他者をともに生かすことの出来る広い心で生きていくこと期待しています。
3つのことについて、お話してきましたが、ひとりひとりが1年間の自分の生活を振り返る中で,自分なりの決意を新たに4月の始業式を迎えてください。