やっぱり『会食』は大切です<こうちょう's eyes>
- 公開日
- 2023/06/21
- 更新日
- 2023/06/21
校長の部屋
給食時の座席を向かい合わせにする「会食スタイル」
長きにわたり、個食(孤食)・黙食を強いてきたので、
戻すことに抵抗感がある子がいるのは百も承知です。
指導する教員側としても、正直なところ、黙々と食べてくれるのは、
準備片付けもスムーズで、「指導がラク」でした。
それでもやっと今週から会食スタイルの戻したのには訳があります。
ちょっと堅い話をします。
国(学習指導要領等)や県も学校給食の「食に関する指導」で、
「会食」の必要性をうたっています。これ↓です。
<楽しく会食すること>
○ さまざまな人々との会食を通して人間関係を深める。
・学校給食の場は、社会の一員としての自覚を高めるための社交の場であり、児童生徒相互、児童生徒と教職員、親子、地域の人々などとの楽しい会食を通して、相手を思いやるなど豊かな人間関係を育てること。
・食事の場にふさわしい会話を通して、楽しい会食を工夫すること。
文章にすると一見難しく見えますが・・・
会食の場面は、これから先の人生でたくさんあります。
家族の場・友人との場・職場仲間との場・・・などなど
世の中にいっぱい!!避けて通れない・・・
やはり「会食」は大切なんです。
望ましい食生活を指導するのは、学校ももちろんですが、
家庭での会食も大切だと思います。
顔を向かい合わせ食べる意味・・・
今一度、みんなで(日本や世界全体)考えていきたいことです。
相手を思いやる心を育てる「会食」(^^)/
けっして、しょう油入れをペロペロする動画を撮影・ネットUPし、笑い合うような間違った会食はさせたくないですね。