ポジティブにとらえよう<全国学テ><こうちょう's eyes>
- 公開日
- 2023/04/18
- 更新日
- 2023/04/18
校長の部屋
今日は、3年生が「全国学力状況調査」(全国学テ)にのぞむ日でした。
さらに、今年は別日に、iPadを使った英語の「話すこと」の調査があります。
何かと賛否両論に分かれる調査です。
私は、15年程前にこの調査が始まったとき、犬山市の教員でした。
当時、犬山市は、国内の公立学校で、唯一参加を拒否しました。
私も「デメリットしかない」と思い、犬山市当局の行動に共感していました。
開始から15年が経過し、毎年の当たり前の調査になりました。
まだまだ課題はありますが、ポジティブにとらえるようになってきました。
・子ども(保護者)にとって
→自分の学力が個票で分かる(ちょっと遅い配付ですが(^^;))
→マークシート入試の練習になる
・教師にとって
→調査内容から、今の日本(世界)が目指そうとしている学力観が見て取れ、授業改善に役立つ
→本校の調査結果から、本校の学習状況傾向が分かり、学校経営や教育活動の改善を図れる
・・・等々
子どもにとっては、大切な半日以上の時間を費やします。担当教員は、数日間、準備に時間を費やします。この苦労をムダにしないために、ポジティブシンキングで「生かす調査」にしたいと思います。
テスト前、ある生徒に「前向きにやろう!!」と言ったら、大きく首を何回も横に振りました(^^;)。しかし、取り組んでいる姿は真剣そのものでした(集中力バツグン)。安心(^^)