2022年授業最終日です。
今日の給食後、いつもよりちょっぴり長い「大掃除」。
この学校に赴任して以来、生徒の素晴らしさ姿をあらゆる場面で見るのですが、
特に感心するのが、清掃への取り組み。
様子を見るために巡回していて、手を抜いている姿に出会うことはまずありません。
みんなに「いつもありがとう」と言うばかり…
同時に、私が学生時代の(いかに先生の目を盗んで手を抜いて掃除をするか)ということを考えていた愚かな過去の自分の姿を省み、この年になって猛反省させられています^^;
2022年、今年も生徒たちから色々学びました。職員からも、保護者さんからも多くを学びました。
まだまだ課題もある学校ですが、2023年もきっとたくさんの感動に出会えると思います。
生徒のみんな、保護者や地域の皆さまて、扶桑北中のスタッフ、本校にかかわるすべての方々に感謝です。
ありがとうございました。
(学校自慢の手前味噌記事ですみません)
オンライン集会の講話です。「1年生:柔」「2年生:編」「3年生:結」
↓ちょっと長くなってしまいました^^;反省
今年も先日12日に、京都の清水寺で今年の漢字一文字が発表されました。
「戦」でした。ロシアのウクライナ侵攻により、「戦」争の恐ろしさを目の当たりにした一年であり、円安・物価高による生活面での「戦」い、スポーツでの熱「戦」・挑「戦」も注目されたことが、総じて選定理由だということです。戦争はいやですが、挑戦の「戦」は大切にしていきたいですね。
さて、去年に続き、私もマネをして、各学年の漢字一文字を考えてみました。
まずは、1年生 「柔」です。
「柔らかい」というイメージがあります。入学した当時は、柔らかさよりも、むしろ硬さがありました。新しい中学校生活に不安もあったかと思いますが、様々な経験をとおし、先輩たちの姿を見習いながら、殻が破られてきたと思います。特に、1年生は「笑顔」が多い学年だと思います。仲間や先生と笑い合いながら話す姿をよく見かけます。これからも笑顔を絶やさず、何事にも柔軟に対応し、アサガオのようにしなやかに伸びてほしいと思います。今後がとても楽しみな学年です。
次に、 2年生 「編」です。
少しも悩むことなく浮かんできた漢字です。
「編む」というイメージがぴったりです。去年は「向上」の「向」という漢字を選びましたが、入学以来、それぞれの個の力、それぞれの個性のある一本の糸が、強さとともに柔らかさを向上させていきました。そして2年生になると、その糸を、繋いできました。編み始めました。一本一本の糸の太さや色は違うけど、見事な柄の布が現れてきていると思います。2年生は、仲間を特に大切にしている学年だと思います。これからも学年合唱で歌った「糸」のように、縦の糸と横の糸との結びつきを大切にしていってください。
そして、3年生 「結」です。
「結実」という熟語をイメージしました。コロナでスタートをくじかれた中学校生活の始まりでしたが、あったかい心の生徒と先生たちで困難を乗り切りました。私は、去年はじめて2年生の君たちに出会ったのですが、少々荒削りでワイルドながら、何にでも前向きに楽しんで取り組む姿が印象的でした。3年生になると、貫禄が一気に出てきました。修学旅行・体育大会のブロックパフォーマンス・進取祭の合唱には、とてつもない成長を感じました。伸び放題に伸びまくって花が咲き、実を結んだように感じました。そして「まちプロ」の取組は圧巻でした。3年間の「結実」が表現されていて、同時に未来への種まきが始まったことも感じました。
今の管内ナンバーワンの落ち着いた学校があるのは、しっかりとした3年生がいるからです。いよいよ卒業式へのカウントダウンが始まりますね。進路も大事ですが、義務教育の最後の「結実」の時期をしっかり歩んでほしいと思います。
さあ、冬休みなります。今年は17日間の休みです。ちなみに去年は13日でしたのでいつもより長い休みになります。
2つ私から宿題です。
1つ目は、家の手伝いをしてください。普段、なかなかお家の人に「いつも、ありがとう」と素直に言えない年頃かもしれません。さり気なくでもいいんです。心の中で「こうして生きているのは家族のおかげだよ」と思いながら、家の仕事を手伝ってください。
2つ目は、必ず!絶対!何があっても!指切りげんまん!全員が健康に1月10日を迎えてください。
以上です。いい年越しを!!いつも、しっかり話を聞いてくれてありがとう。