部活動の変革期にあたって<こうちょう's eyes>
- 公開日
- 2022/12/05
- 更新日
- 2022/12/05
校長の部屋
ご存じのとおり、国レベルで部活動の改革が始まりました。
部活動の「学校から地域への移行」が改革目標の柱です。
具体的には、最初の段階として、令和7年度までに、「休日の運動部活動の地域(指導者)への移行」を予定しています。文化部も少し遅れてですが、移行を検討し始めます。
扶桑町でも、「扶桑町スポーツプラン検討委員会」を立ち上げ、町内関係組織の代表者を集め、具体的な協議が始まりました。
これまで学校が中心に担ってきた部活動は、持続が可能である状態ではなくなってきました。私も少年時代の部活動の経験や、ソフトボール部の顧問として生徒とスポーツをする喜びを体感してきた身、部活動の意義や価値も人一倍解っているつもりです。
しかし、社会が大きく変化する中、部活動の見直しは急務であると考えます。ただ、解決すべき課題が山積しており、急激な改革だけではハレーションを生むと考えます。すぐに改革する部分とゆるやかに改革する部分を見極め、部活動の地域移行を推進していきたいと思います。
大切なのは、この部活動改革に、国・県・町・学校・地域・保護者等のそれぞれが当事者意識をもって参加することだと思います。
これまで、子供たちは、余暇の多くを学校の部活動に費やしていましたが、スポーツや文化活動をはじめとした新たな余暇スタイルを模索していきたいと考えます。
ご協力をお願いします。
<写真の資料は(案)段階です>