昨日の避難訓練より(地震と火災想定)<こうちょう's eyes>
- 公開日
- 2021/09/02
- 更新日
- 2021/09/02
校長の部屋
コロナ禍ではありますが、命を守るための訓練です。
避難場所での整列間隔を十分にとるなど、感染対策を行い実施しました。
これまでもここでお知らせしたように、本校の生徒は「お・は・し・も」を心に、真剣に取り組むことができます。命を守る行動・心構えができていると自負します。
訓練後に、訓練担当職員等で反省会を開き、課題を話し合いました。
「教員の”大きな声”での指示・誘導がもっと必要ではないか?」
という意見が出ました。
船頭が多く指示が錯綜するのも考え物ですが、的確な判断による指示が出ず、避難の隊列が乱れるのはもっと問題です。
生徒一人一人の正しい判断力・行動力を育むとともに、私たち教職員も正しい判断力と大きな声等で生徒たちを安全な場所に導く資質を向上させていきたいと思います。
訓練後の校長講話で次のように話しました(要旨)
・・・
災害時に必要なもの・心構え…
たくさんあるが、その中で一つ。
「自分の命は自分で守る」という基本ベースのもと、
『正しい判断力』が必要です。
特に、地震や火災は、瞬時の正しい判断が必要です。
一方、今、世界はコロナ災害の真っ只中と言っても過言ではありません。
毎日、コロナによる悲しいニュースを見ます。
その中で、このコロナ禍において、対策の無視に近い人々の行動(イベント等)を見るたびに、正しく冷静な判断力が必要だと感じずにはいられません。
批判ばかりしてはいけませんが、「人のふり見て、我がふり直せ」です。
自分の命を守るため、大切な人を守るため、
災害の時に、正しい判断ができるみんなであってほしいと思います。
・・・
「お・は・し・も」とは
おさない
はしらない
しゃべらない
もどならい