学校日記

うれしいお便り、届く!

公開日
2015/02/09
更新日
2015/02/09

学校のようす

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 少し前になりますが、「うれしいお便り」が届きました。

 扶桑北中学校 校長先生へ

心温まる喜ばしい話を聞きました。
北中生の3年生の○○君の事です。

今年、年が明けた一日未明にご近所の方ですが、お母さんと娘さんで
近くの神社へ初詣に出かけられた時のことです。

お参りをすませ、帰宅する途中、踏切まで来たところ、認知症のある
お母さんが踏切の中で立ち往生され、大変困り、娘さんは、何とか
踏切の中から出そうと苦労されていたところ、ちょうどそこを通りかかった
男の子が(中学生か高校生ぐらいの男の子)お母さんを背負い家まで
連れてきてもらえたと話を聞きました。

お正月に親切な子にあえて大変喜んでおられました。
その後その男の子が北中学校の○○君ということが分かり、
大変失礼とは思いましたが、手紙を書いた次第です。

○○君は名前も告げずにその場を去ってしまったそうです。
優しい心を持った子だと思いますので、それを生かして、
今後すばらしい大人になっていただけたらと希望します。
学校の先生方にも宜しくお願いいたします。

                   扶桑一町民より

 ある方が、学校へ直接届けていただき、職員が受け取りました。
きっと校区の方だと思います。
とても、うれしかったので、朝礼で話題にしました。

そのとき、「面倒だからしよう」「置かれた場所で咲きなさい」の著者
渡辺和子氏のエッセイの中から、『王様のご命令』の話をしました。
こんな内容です。

 自分の心の中に、迷ったときに正しい命令を下してくれる王様の存在。
弱い心や、面倒に思う心に、負けずに、やるべきこと、正しいこと、
見過ごしてならないことを実行しようとする、自分自身の中に存在す
正しい王様の声。

 目の前の困っている人を助けた○○君は、自分の心の中にある『王様の声』に
従って、優しい行為を実行しました。

 大変うれしい出来事でした。まさに、FKC魂の「爽やか」で
「優しい」北中生の存在です。
手紙を届けていただいた方のお気持ちをしっかりと受け止めて、
未来ある生徒達をしっかりと導く学校づくりに、今後もチームFKC42で
努めてまいります。
ありがとうございました。