学校日記

友達、友だち、ともだち、トモダチ

公開日
2017/10/16
更新日
2017/10/16

校長の部屋

今日は、少し友だちについて考えてみましょう。
皆さん一人一人、友だちについていろいろなイメージをもっていると思います。

ある中学校で次のような質問をしました。

「あなたはどんな友達にめぐりあいたいですか?」
 ・つらいとき、悲しいときになぐさめてくれる、支えてくれる人。
 ・互いに信頼できる人。
 ・一緒に笑って、たまにけんかしてもすぐに仲直りができる人。
 ・自分のことをわかってくれて、自分にとってプラスになる人。
 ・裏表がなくつきあえる人。
 ・よい意味でのライバル。
 ・よいことはよい、悪いことは悪いと言える人。
 ・いつも前向きで、まっすぐな人。

「友だちにとってあなたはどんな人になりたいですか?」
 ・信頼される人。
 ・必要とされる人。
 ・相手にとって一番の人。
 ・外見的な友だちではなく、内面的に互いに分かり合うことができる人。
 ・一緒にいると落ち着く人。

このように、友だちは一方通行で成り立つものではなく、双方向で互いに思い合って作り上げるものです。
相手に一方的に求めるのではなく、自分自身がそうなれるようにすることが必要だと思います。

それがわかっているからこそ、悩み、苦しむのだと思います。
相手を理解しよう、自分を変えようとするエネルギーはきっと、この悩んだり、苦しんだりするつらさから生まれてくるのではないでしょうか。

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