うさぎとかめ
- 公開日
- 2017/05/17
- 更新日
- 2017/05/17
校長の部屋
今回は、皆さんがよく知っている「うさぎとかめ」の童話についてお話をしました。この童話は、かめの「絶え間ない努力」をほめたたえ、かめのようにこつこつと努力を忘れず生きてゆこうと教えています。
では、ちょっと視点を変えて・・・。
かめが、寝ているうさぎの横を通り過ぎる時の状況を考えてみましょう。かめはこの時、何を考え、何を思っていたのでしょうか。いろいろな考えがあると思いますので、ちょっとおうちの人と話してみてください。おもしろいと思いますよ。
さて、かめがすばらしく立派であったなら、うさぎを起こし、その場から再び、一緒にスタートしたのではないでしょうか。結果は当然、うさぎが勝つことになりますね。
でも、こんなかめだったら、心から「尊敬」できると思いませんか。
かんちがいするといけないので言っておきますが、自分が努力をするだけでは駄目と言っているわけではありません。努力は、たいへんすばらしいことです。
ただ、より自分を成長させるために、努力に加え、他の人への「優しい心遣い」もできる。そんなかめになりたいですね。