「楽しい」とは?(紅白の司会から学ぶ)<こうちょう's eyes>
- 公開日
- 2023/01/10
- 更新日
- 2023/01/10
校長の部屋
久しぶりに学校に生徒たちの声が戻ってきました。
冬休み中に体調不良やケガをする人もあったようですが、大事に至らず今日を迎えられたことを嬉しく思います。
2023年、最初のオンライン集会では次のような話をしました。
2023年、校長としての私の抱負は、、、
「感動」と「笑顔」あふれた「楽しい学校」【楽校】です。
特に「楽しい学校」というところにターゲットして話しました。
理由は、大晦日の「NHK紅白歌合戦」を見たときにピンときたからです。
司会の一人、橋本環奈さん(卯年です)の見事な立ち居振る舞いです。
自分の素を出し、めいっぱいの笑顔で、心底から楽しみながら司会をしていました。
緊張もしていたかと思うのですが、それを一切感じさせず、
視聴者のほとんどが感嘆していたはずです。感動でした。
「ワクワクしてました」「楽しかった」…など、
橋本さんのコメントはすべて大きなエネルギーを感じました。
持ち前のタレント(才能)もあるかと思いますが、それだけでは、、、
さて、簡単に「楽しい」ということは言えますが、
橋本さんの「楽しい司会のお仕事」の裏にあったものは何でしょう?
橋本さんは、200ページにも及ぶシナリオを完ぺきにマスターしていたのでした。
司会中に、一度もカンペを見る仕草はありませんでした。
ずっとカメラ目線でした。
アドリブも見事でしたが、出場者の情報を知り得ていたから発せられたアドリブ発言ばかりでした。
きっと、入念で完ぺきな準備をしてこの仕事に臨んだのだと思います。
なので「浅い楽しさ」ではなく、「深い楽しみ」となって、出演者や視聴者を唸らせるスーパーMC(司会)ができたのだと思います。
1/14に愛知県・市町村駅伝大会が開催されます。本校からも生徒・職員の5名が参加します。きっと緊張するとは思いますが、「楽しみ」もあるはずです。その楽しみを得るための陰の努力や他の何かがあったことを忘れてはいけません。
インスタントなすぐに得られる「楽しさ」も大事です。上記のように何かに裏付けられた「深い楽しみ」も大事です。
「感動と笑顔あふれる楽校」をみんなで創りましょう!!