「立春」から考える
- 公開日
- 2020/01/28
- 更新日
- 2020/01/28
校長の部屋
もうすぐ、春の始まりと言われる「立春」です。
今年の「立春」は、2月4日(火)で、その前日の2月3日(月)を季節を分けるという意味で、「節分」と呼んでいます。
「節分」と言えば、「鬼は外、福は内」の豆まきが頭に浮かびますね。
季節の変わり目には、邪気が入りやすいと言われており、 新たな一年の前に邪気を払うための行事の一つが、豆まきなのです
最近では、豆まきに変わり、恵方巻をその年の恵方を向いて食べる人が増えてきました。
この恵方巻で毎年、問題になっているのが、売れ残った恵方巻の大量廃棄です。これが食品ロスです。
リサイクル工場には、節分の時期になると、通常の2〜3倍の食品が運ばれるそうです。
国のデータによると、日本では年間約2,842万トンの食品廃棄物を排出し、このうち食品ロスは、年間約642万トン。
日本人一人当たりに換算すると、毎日茶碗1杯分の食べ物を捨てているのと同じだそうです。
なんとももったいない話です。
我々自身がしっかりと見極めて、賢い消費者となるよう考えなければいけませんね。