本日5時間目の時間に、冬休み前最後の全校集会が放送で行われました。校長先生と生徒指導主事の話を聞き、冬休み期間中に注意すべきことを確認しました。勉強が中心の冬休みになると思いますが、適度に息抜きもして、充実した冬休みを送ってください。
よいお年を。
2020.12.23 冬休み前 講話
令和2年が終わり、新しい年、令和3年を迎えようとしています。
実質6月からの学校生活は、どうだったでしょうか。新型コロナウイルス感染症に大きく影響される日々だったと感じます。「3密」「新しい生活様式」「ソーシャルディスタンス」など今では聞き慣れてしまった言葉となっています。しかし、これまで、みなさんは本当によく辛抱し、頑張りました。今後、当たり前の学習や生活を行うためにも、冬休み中は、決して油断せず感染症予防を家族の皆さんとともに進めていきましょう。
さて今日は、「よい先生」の話をしたいと思います。皆さんにとって「よい先生とは」どのような先生でしょうか。
自分事で恐縮ですが、20歳になった長女に最近こんなことを聞いてみました。「これまでの先生で、どの先生が一番良かった?」
しばらく悩んだ後、「小4時のM先生かな。」
この答えに正直びっくりしました。なぜなら、小4の担任M先生は、考えられないくらい多くの宿題を毎日出して、長女も毎日夜遅くまで泣きながら宿題をやっていたからです。当時は、子どもたちからも保護者からも苦情が出るほどだったと記憶しています。
「何で?」と問い直すと、
「あれで、勉強するクセがついたかなと今思う。」との返事です。
嫌々やっていた宿題も10年後に感謝の気持ちを持つ物に変化したということでしょうか。
みなさんにとって「よい先生」とは、どんな先生でしょうか。時には厳しく指導を受け、「ウザイ」「わっかてない」とか感じてしまい、あまり肯定的に受け止められなくても、将来・未来に生きるアドバイスを今してくれている先生の言葉があると思います。それを思い起こして、今年最終のまとめを行い、新年の目標を掲げましょう。
扶桑町立扶桑中学校長 山田 恵士