一年の計は元旦にあり
- 公開日
- 2018/01/09
- 更新日
- 2018/01/09
校長の部屋
新年は、誰もが気持ちを新たにするときです。
今年は、こんな年にしたい! 夢を叶える一年にしたい!
そんな期待にワクワクしながら、今年の目標を立てたのではないでしょうか。
「一年の計は元旦にあり」
まさにそんな新しい年の初めに目標を立てて頑張ろう!という言葉ですね。
この由来は、中国の「月令広義」という行事やしきたりについて書かれた本にあるというのと、毛利元就の言葉だという2説が有力です。
月令広義には、
一日之計在晨、一年之計在春、一生之計在勤、一家之計在身とでてきます。
この中で、一つ目と二つ目の「一日の計は晨にあり、一年の計は春にあり」を併せて「一年の計は元旦にあり」と言ったというのです。
「その日に為すべきことは朝に計画を立て、その年に為すべきことは年の初めである元旦に計画を立てるべきである。物事を始めるにあたり、最初にきちんとした計画を立てることが大切である」という意味です。
もう一つ、毛利元就は、
一年の計は春にあり 一月の計は朔にあり、一日の計は鶏鳴にありと、長男に手紙を書いたそうです。
春は年初め、朔は月初め、鶏鳴は一番鶏の鳴く早朝のことですから、これも「年の計画は年の初めに、ひと月の計画は月初めに、今日の計画は朝に立てなさい」という意味になります。
そう考えると、 やはり早めに計画や目標を立てた方がよいですね。
年が改まり、気持ちも新たな今、しっかりと計画を立て、スタートするには絶好の時です。
でも、目標や計画を立ててもうまくいかない人のために、続ける方法を3つ!
1 長期目標と短期目標を
何か月単位の長い目標と、1か月とか10日とか比較的短い目標、その両方があるとバランスよく進められます。
2 有言実行
誰かに宣言すると「言ったからにはやらないと」という良いモチベーションになります。
3 つまずいたら再スタートを
一度つまずくと自分を責めたり、「もうだめだ」「もういいや」と思ったりしがちです。途中でつまずいても、また始めればよいのです。
それも「継続」と思えば、気持ちが楽になり結構続けられるはずです。
皆さんも早めに今年の目標・計画をしっかりと立てて、一歩ずつ進んでください。