3年生の落ち葉掃きボランティア
- 公開日
- 2017/12/18
- 更新日
- 2017/12/18
校長の部屋
北中には、とちのき、さくら、いちょうなど、大きな木がたくさんあります。
これらの木は、10月になれば、葉が散り始め、瞬く間に落ち葉でいっぱいになります。
掃除の時間に一生懸命掃いてくれますが、それだけでは、とても間に合わない状態です。
その落ち葉が多くなり始めた頃、朝少し早く登校し、3年生がボランティアで落ち葉掃きを始めてくれました。
皆さんの活動のおかげで、気持ちよい環境の中で朝を迎えることができました。
本当にありがとうございました。
毎年、3年生がボランティアで活動しているそうですが、先輩の姿を見て学び、それを受け継いでいこうという思いがあるのだと思います。
こういった活動が、長年にわたり受け継がれることで「伝統」になるのです。
たぶんその活動を始めた時は、それがずっと受け継がれていくとは思ってもいなかったのではないでしょうか。
それは、先週みえた那須さんのお母さんや松本先生が「いまだに生徒会歌が歌い継がれているとは思ってもいなかった。毎回、朝会で歌っていると聞いて、とても嬉しい」と言ってみえたことからも想像できます。
やはり、それを受け継ごうという後輩の気持ちがなければ続いていかないものです。
そう言えば、3年生の掲示板の「素敵な贈り物」で、一番多かったものは「伝統」でした。
そう思っている3年生がどのように伝え、1・2年生がそれをどのように受け継いでいくのか。
創立36年のまだまだ若い北中ですが、この先、君たちの子どもが中学3年生になったら自主的に落ち葉掃きをし、朝会で生徒会歌を歌っているところを想像するのは、とてもわくわくしますね。
みなさん、一度「伝統」について考えてみましょう。