原点に返る〜資源回収を体験的な学びに位置付ける〜
- 公開日
- 2015/06/08
- 更新日
- 2015/06/08
校長の部屋
本年度から、集荷場所へ持参いただく方法から、
生徒が回収して回るという方法に戻しました。
資源回収の原点回帰です。
『生徒達の地域貢献する姿が見たい!』という熱き願いの元
PTA役員会・委員会での働きかけ、職員の協議・共通理解を経て、
PTA総会での呼びかけ、朝礼での生徒達への語りかけを経て
当日を迎えました。
この決断は、昨年いただいた1通の手紙と
ある地域の方からのいただいた厳しいひとこと。
北中学校を愛するが故の、二つの進言でした。
手紙は、昨年資源回収終了直後に、学校に届きました。
「校長先生お願いします!資源回収の評判が悪いです。
北中生の集荷場所での怠惰な姿をもうこれ以上見たくありません。」
「地区担当の先生達も、教育者として生徒達をしっかりと
指導してください!」
地域の方からの進言は
「なんのための資源回収であるのか?
生徒達の心は育っているのか?
原点に返るべきだ!」
ピンチはチャンス。
資源回収へのこの二つの厳しくもすばらしい進言。
貢献:「自分の力を、誰かのために役立てる」という
貴重な体験を生徒達に伝える絶好のチャンス。
地域に出て、汗を出し働くチャンス。
地域の高齢の方々やPTAのお父さんお母さん達とのふれあいのチャンス。
地域の友達や上級生と共に行動するチャンス。
自分の責任を果たすために、考え行動するチャンス。
背中を後押ししてくださった二つの進言に感謝。
そして、本年度打ち出した「貢献」というキーワードのために、
昨年の地域会とは違ったチームFKC41の気合いの入った取り組み。
昨年までの資源回収の位置づけがはっきりと変容!感謝!