30年前の校長先生が本校に<こうちょう's eyes>
- 公開日
- 2023/12/06
- 更新日
- 2023/12/06
校長の部屋
本校4代目の校長の「井上 登」先生が来校されました。
(1代目の今井校長から歴代校長は全員ご健在です)
約30年前に2年間勤務されていました。
本校卒業生の保護者さんの中にも覚えている方もおみえでは?
私にとっては、28才から6年間、犬山中勤務時の校長先生としてお世話になった恩師でもあります。
当時、よく夢とロマン・ビジョンを何気に話されていたのですが、
なぜか知らないうちに部下がそれを次々に具現化していく、、、
そんな不思議な校長先生でした。
そして、、、
本校のシンボルツリー「トチの木」を感慨深く見つめたあと、
うれしそうに抱く今日の井上先生。まるでトチが人間のよう…。
実は、正門近くと玄関近くの2本のトチの木は、
井上先生の命(めい)によって植えられたもの(当時は3本でした)。
30年前は、背丈ぐらいの大きさでした。
子供たちに「大きな木で日陰のスペースを」という思いと、
「平地にはあまりない山の広葉樹のトチは、必ず学校のシンボルになる」という思いで、
植えられたもの。
井上先生は植物とハチミツの学者のような方です。
私:「先生!立派に育っています。まさにシンボルですよ。
…がしかし、この時期、広葉樹らしく…落ち葉が多くて…、
毎朝、生徒や職員のボランティアが掃いてくれています(^^;)」
井上先生:「本当に立派に育っていてうれしいなぁ。
落ち葉を掃くのも大切な体験、道徳教育だよ(^^)」
と、将来の落ち葉掃きも当時から想定されていたようでした。
近く、枝の伐採や剪定は必要になってきますが、大切にしていきたいと思います。
(「裏のイチョウの木は1本だけ残し、あとは切った方がいい」という助言もいただきました)
井上先生、ご来校ありがとうございました。
学校中の隅々まで見ていただきました。
授業も参観され「いい生徒たちといい学校だね」とお褒めの言葉も。
学びと感動の多いひとときでした。
これからもお元気で(^^)