学校日記

「ぞうれっしゃよ 走れ」 作者小出隆司先生来校

公開日
2009/11/11
更新日
2009/11/11

校長室から

 11月11日(水)、5年生が学芸会で演じる「ぞう列車がやってきた」の作者小出隆司先生をお招きし、5年生の子どもたちに絵本に込めた思いを語っていただきました。
 小出先生には、5年生の練習風景も見ていただきながら、戦争当時の生活の様子や空襲の恐ろしさ、そして何よりも、あの戦時下、象たちを生き延びさせるために命がけの努力をした動物園の園長さんや飼育委員さんたち、平和を願う多くの人々の深い思いが、全国で唯一、名古屋に「奇跡」をもたらしたことなどを涙ながらに語っていただきました。
 戦後、東京の「子どもぎかい」の代表から寄せられた「像を一頭だけ貸して下さい」という願いから、運命の「ぞう列車」が動き始めます。小出先生の深い思いを真っ直ぐに受けとめた5年生。11月21日(土)の本番に向けた取り組みが、いよいよ本格化します。