本日第3時限目に、修了式がありました。リモートでの開催で少し寂しい気持ちがのこりますが、代表生徒も教室の生徒もしっかりと式に参加できました。校長先生より1年生、2年生の代表生徒が修了証を受け取った後、校長先生より最後の式辞がありました。
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令和3年度 修了式式辞
先程、代表の生徒の人に修了証を渡しました。本日をもって、第1学年、第2学年それぞれ修了となります。みなさん、本当によく頑張りました。
昨年度同様にコロナ禍の中での学校生活となりました。多くの制限がかかる中での学習活動、度重なる延期や内容変更をともなった行事などの中、みなさんは「できることに精一杯取り組んでくれたこと」をとてもうれしく思います。
本年度は、年度初めにみなさんに「ABCDの原則+絆」を提示しました。
A あたりまえのことを
B ばかにしないで
C ちゃんとやれる人こそ
D できる人 +絆です。
このあたりまえの事は、実はあたりまえでないことに気づいたでしょうか。
コロナ禍の中での学校生活。これまであたりまえにできていたことが難しい状況がありました。実は、あたりまえの事ができるということは、とても「ありがたいことだ。」ということです。友人、先輩、親、先生。多くの人々に囲まれ皆さんは生活をしています。令和3年度の終わりにあたって、自分の周りの人たちに「感謝」する気持ちが湧いてきていることでしょう。
そして、その感謝の気持ちを「恩送り」という形で令和4年度を迎えてほしいと願います。「恩返し」という言葉はよく耳にします。恩を受けた方にお返しをするという意味です。今日、みなさんに話した「恩送り」は、受けた恩を次の人に渡していくということです。
4月には、扶桑中学校に新入生を迎えます。みなさんがこれまで受けたように、次の人たちに扶桑中の伝統と文化を送ってください。君たちなら、必ずできます。そして、これまで以上に自分たちが誇れる学校を創っていくことでしょう。期待しています。
以上で、式辞とします。
令和4年3月24日
扶桑中学校長 山田 恵士