学校給食週間始まる! 1月24日〜30日
- 公開日
- 2010/01/26
- 更新日
- 2010/01/26
学校行事
1月24日〜30日まで、「学校給食週間」です。学校給食は、明治22年、現在の山形県鶴岡市の忠愛小学校で、家が貧しいため、お弁当を持ってこれない子供たちに昼食をとらせたことから始まりました。その給食は、「おにぎり、漬け物、塩さけ」と行った簡単なものでした。その後、給食は子供たちのためにとてもよいことだと認められ、日本全国に広まっていきました。しかし、昭和16年頃から戦争が激しくなるにつれ食べ物がなくなり、給食ができなくなってしまいました。昭和20年、戦争が終わり、病気や栄養失調の子どもが目立ち、その頃の小学校6年生は、今の4年生ぐらいの身長しかありませんでした。そんな子供たちを助けようと、昭和21年12月24日世界の国々から脱脂粉乳や缶詰などが送られてきました。そしてこれらの食べ物を使って、再び給食が始まりました。しかし、現在はこの日から冬休みになってしまうので、一ヶ月後の1月24日を「学校給食記念日」とし、1月24日をいれた1週間を「学校給食週間」と決めました。今の日本では、昔のように食べ物がなくなると言うことはありませんが、世界では食べるものが不足して困っている人達がいます。この機会に食べ物の大切さ、給食に関わる人達の苦労について考え、感謝の気持ちを大切にしてほしいものですね。(給食調理場の資料より)この給食週間には、扶桑町の調理場では、以下のような献立が工夫されています。家族で、是非話題にして見てください。
○愛知のゆば(愛知県産大豆フクユタカ)○玄米パン(愛知県産の米・小麦)○愛知のハンバーグ(豚肉・鶏肉・タマネギ・キャベツ・蕗・にんじんすべて愛知県産)○守口大根いり鶏そぼろご飯(扶桑町特産守口大根) ○みそオムレツ(愛知県産八丁味噌) ○きしめん(名古屋特産) ○あなご野菜かき揚げ(愛知県産あなご) ○愛知ミカン寒天(知多半島産ミカン) ○守口漬け(扶桑町特産守口大根) ○ぶり三河みりん焼き(三河みりん) 以上、地産地消をめざし、フードマイレージ(食料輸入量×輸送距離で示される値)が小さくなるように工夫されています。