学校日記

1月19日 シェフのスクールランチから

公開日
2015/01/19
更新日
2015/01/19

お知らせ

 3年間6回に渡った「愛を届けるシェフのスクールランチ」が区切りを迎えました。レストランのシェフがつくる給食をきっかけにして、子どもたちが少しでも「食」に対する関心を高め、「食べること」に対して、ていねいに向かいあう大人になってくれればと願っています。
 シェフの皆さんからは、以下のようなメッセージをいただきましたので、紹介します。

 <シェフからのメッセージ>

 このシェフのスクールランチをきっかけにして、私たちは、みなさんに気づいてほしいこと、考えてほしいことがあります。
◆身体でおいしさを感じてほしい◆
たくさん学んでよく運動すると、お腹がすきます。そして、たくさん食べたら眠くなるので、しっかり睡眠を取ります。 そんな基本的なサイクルを若いうちにつくってほしい。食事の前にはちゃんとお腹がすく健康的な身体作り、習慣作りをしてほしい。
◆一緒に食べたい人がいる幸せを感じてほしい◆
 仲間やみんなと食べる食事はおいしいと感じるのは、気持ちが通じてワクワクしているからです。 一緒に食べる事で、相手の心を読み取りコミュニケーション力をアップさせます。 食事に興味をもち、しっかり味わい自分の好みの味付け、塩加減、食感、香りなど若い頃に五感で感じ取ってもらいたい。
◆一緒に食事を作り、「食べる」という事の重要さに気付いてほしい◆
 「食」に興味を持つ事により、食材について知識が深まり、スーパーでの買い物、調理法による違い、さらには食材が出来るまでにもワクワクしてもらえるのではないでしょうか。 そのワクワクは、食事を作る事につながり、生活技術やマナー、自分で作れる事により自立出来る自信も芽生えて、自分にも自信が持てるのではないでしょうか?
 自分から「食」に興味を持ち、作る事が出来れば最低限の命をつなぐ事ができます。また、コミュニケーションの能力がアップすれば、多くの人と仲良く出来るのではないでしょうか。
 私たちは、こんな思いをもって今日の給食を作ります。ぜひ一つ一つを五感で味わってください。