学校日記

えほんの紹介

公開日
2010/07/20
更新日
2010/07/18

PTA

『王様と九人のきょうだい』
 中国民話 君島 久子 訳

   
「王様と九人のきょうだい」は、顔もからだつきもそっくりな九人のきょうだいが、それぞれ不思議な能力を使って、悪い王様の無理難題を解決し、最後には王様をやっつけて幸せにくらす。というお話です。
兄弟たちは「ちからもち」「くいしんぼう」「ぶってくれ」「切ってくれ」…などそれぞれ得意技と同じ名前をもっています。
それぞれが違う力つまり個性をもち、活躍するこのお話は、とっても痛快で、私が大好きなお話のひとつです。
 子どもたちも、人とは違いう自分の個性をみんな持っています。
その力をじゅうぶんにはっきして、がんばって生きていってほしい…そんな気持ちでこの絵本を選びました。

【読み聞かせを終えて】
長いお話でしたが、6年3組のみなさんは最初から最後までじっと集中して聞いていてくれました。
 2年1組のみなさんは、途中で、「つぎはあつがりやだ!」「つぎはさむがりやだ!」などと次に活躍する兄弟を予想したりして楽しんでくれました。
長いお話でちょっとはしょったり、早口になったりしてしまいましたが、楽しく読むことができました。