学校日記

絵本の紹介

公開日
2021/02/05
更新日
2021/02/05

PTA

人形絵本コロボックル「こどものすきなかみさま」
影絵: 猪股美喜子 写真: 尾崎三朗
原作: 新美南吉

子どもの好きな神様って、どんな神様を思い浮かべますか?雪の中を子ども達と一緒に混ざって楽しそうに遊ぶ神様。草履を片方忘れていった可愛い神様。いたずら好きな子ども達が好きな神様。子ども以上に子どもらしい天真爛漫な神様。子ども達も、そんな神様が大好き。子ども達の生き生きとした姿を人形劇にし、その写真を絵本にした作品を読みました。いくつかの出版社から同じタイトルの作品があり、それぞれ読み比べて見るのもおすすめです。

「アンナの赤いオーバー」
文: ハリエット・ジィーフェルト 絵: アニタ・ローベル
訳: 松川真弓

戦後、物が無い時代、自分達の大事にしていた物を手放し交換して羊毛を手に入れ、糸紡ぎを頼み、赤く染めるコケモモを摘み、大鍋に湯を沸かして毛糸を染め、はたやさんに毛糸で布地をおってもらい、仕立て屋さんが寸法を計って型紙を作り布を裁って縫い、素敵な赤いオーバーを仕立ててもらった。お金を支払い簡単に服を手にするとは違い、本来これだけの行程をたどって、服が出来る。人や物への愛情と温かみの感じられる作品。

1-2で読みました。