学校日記

考え、伝え合い、振り返る授業づくり 5年 社会学習

公開日
2010/02/02
更新日
2010/02/02

5年生

2月1日(月)
 5年生で研究授業が行われました。社会の教科指導員の早川先生をお招きして、ご指導を受けました。今年の現職教育のテーマは、「考え、伝え合い、振り返る授業展開の工夫」です。1年を通して、この言葉をキーワードにして、研究授業を積み重ねてきました。今日がその最後のまとめの研究会となりました。「我が国の国土」の学習で、6つの地域から3つの地域を特定していくゲーム感覚の楽しい授業展開でした。まず「考える」では、自分に与えられた3つの資料をもとに個人で回答を予想します。そして「伝え合う」では、自分の資料の分析を「根拠」を教科書や資料集や地図帳から明らかにしながら伝え合って、力を合わせて総合的に答えを決定していきました。子供たちが生き生きと課題に取り組み、関わり合って学ぶ姿があちこちで見られ、緻密な教材研究と明確な目標の設定に裏付けられた指導案であったことが証明されました。「振り返る」では残念な事に、時間が足りないため、まとめを文章に表現するところで終わってしまいました。研究協議では、活発な意見交換が行われ、早川先生からは、的確なご指導を受けることができました。特に、若い先生に向けて、教師は扇の要、子供たちは骨の部分で、子供たちがつながり合っていてしかも、教師がぎゅっと中心で束ねてこそ学級で学習が成立し学級集団として良い形になるというご指導でした。ありがとうございました。早速、刺激を受けた先生方が、学んだことを自分の学級で実践したとの報告があり、研究授業の波及効果がありました。今後も私達は学び続けていきたいと思っています。