学校日記

初任者研修開催される

公開日
2009/01/21
更新日
2009/01/21

お知らせ

1月21日(水)  扶桑東小学校で初任者研修が開催されました!
22名の初任者が本校に集まり、3名の指導主事2名の拠点校指導員の指導のもと、一日の研修を終えました。有意義な一日になったのではないか思います。いい機会を与えられ、本校の3名の初任者は、12月から様々な先生方に支えられ今日の本番を迎えました。以下は、授業の様子です。
◆2年3組  国語 かさこじぞう  ねらい  昔話のおもしろさを味わう
 音読の工夫をしながら、じいさまの優しさに迫る授業でした。インフルエンザによる学級閉鎖のため、今日は急遽、初任者を相手に模擬授業をすることになりました。最初は堅さもありましたが、後半は波に乗って、じいさまの優しさが分かるような音読の工夫へ初任者を変容させることができ、無事目標を達成することができました。

◆3年2組  学活 3年2組の思い出ソングをつくろう 
 ねらい 今までの学級の歩みを振り返り、自己肯定感や学級での所属感を感じとる。
 担任が作曲した曲にあわせて、歌詞作りをしました。子供たちが自分のキィワードを持ち寄り、カードを活用して伝え合って曲作りをしました。カードをつなげたり順番を変えたりしながら、互いの考えをすりあわせていきました。まだ、さわりの部分だけの完成ですが、子供たちは自分たちの思い出ソングの完成に向けて、わくわく楽しそうに取り組んでいました。振り返りの時間では、互いのいいところを書き、それを伝え合うことによって、自己肯定感が高まる場面を作っていました。認められた子供の笑顔が印象的な授業でした。
◆4年2組  道徳 泣いた赤鬼  本当の友情について考えよう
 ねらい お互いに理解し合い、信頼しようとする気持ちを高める
 いつもは元気でやんちゃな4年2組の子供たちは、たくさんのお客様を目の前に、じっくりと考え、言葉を選びながら慎重に話し合いを進めていきました。二人の関係を「友達より一歩進んだ親友」と表現する子もおり、授業はクライマックスを迎えました。子供の考えを丁寧に拾い、時には揺さぶり、他の子供へ返し、随分教師としての力量を上げてきました。自分は、赤鬼か青鬼のどちらに似ているかと考え、今までの自分を振り返る場面では、しずかに鉛筆を動かし、自分と向かい合っている空気が教室全体に漂っていました。
 お疲れ様でした。これからも授業力を付けるために研修を継続していきましょう!
午後の研究協議・指導助言にも熱心に取り組み、しっかり学び合いました。