学校日記

5月2日  お蚕さま

公開日
2025/05/02
更新日
2025/05/02

校長室だより

山名小学校では、3年生が蚕の世話をしています。

尾張での養蚕は、相当古くから行われていたようです。

北山名村では、江戸時代に養蚕を勧め、製糸を盛んにして農民の収入増加を図ったという記録もあります。

また、昭和初期には、養蚕農家は、1,200戸ほどあり、最盛期には、部屋全部が蚕でいっぱいとなり、人々は廊下などで寝起きをしていたという記録もあります。

こんな、扶桑町の伝統産業を、地域の方のご協力で、子どもたちは少し肌で感じながら、お世話をすることができています。

毎朝、学校の敷地内にある桑の葉をとり、それをえさにして与えています。

みるみる大きくなっていきます。

きれいな絹の繭がどのようにできていくのか、子どもたちと一緒に観察していくのが楽しみです。