学校日記

4月16日 『違いを楽しむ☆』 6年生

公開日
2018/04/16
更新日
2018/04/16

各学年

 6年生の社会の授業の様子です。

 今日の課題は,『縄文時代と弥生時代,どちらの人々が幸せだったのか』です。

【縄文時代】
・ むらとむらとの戦いがないから。
・ 争って死ぬよりも,空腹で死んだ方がいいから。
 など…。

【弥生時代】
・ 米作りが始まり,食が安定したから。
・ 道具が使いやすくなったから。
 など…。

 理由付がぼんやりしているものも,質疑や反論されることでくっきりしていきました。

 最後の主張

【縄文時代】
・ 「空腹で死ぬと長い間苦しくて,戦いで死ぬと一瞬だから,弥生時代の方がいい。」という話がありましたが,空腹で長い間苦しくても,自分が命が尽きるときに周りに家族がいてくれて,見守ってくれる中,死ねるなら幸せ。だから,縄文時代の方が幸せだと思う。

【弥生時代】
・ 自分にとって,「幸せ」とは,ただ生きればいい訳ではない。おいしいものが食べられる,豊かなくらしをすることが僕の幸せ。だから,弥生時代の方が幸せだと思う。

 話し合いを進める中で,高度な理由付けへと考えが深まりました。

 また,『幸せ』の定義は,人それぞれです。

 今日の課題を考える中での理由付けに,“その人らしさ”が出ました。

 考えの違いを楽しめる学年にしていきます!