10月7日 教科書を読む
- 公開日
- 2025/10/07
- 更新日
- 2025/10/07
校長室だより
毎日の宿題で音読がでる学級は多いと思います。
国語の授業では、教科書を読むことは、やはり基本になります。また、読み方は、子どもの発達段階に合わせて変化していくとも思っています。
高学年の国語の授業で教科書を読むことは、単なる「読む作業」ではありません。物語を味わい、登場人物の気持ちを考え、作者の意図に迫ったり、内容を要約したりする入り口です。迷ったときに、立ち返るのはいつも「教科書を読むこと」です。
そのときは、無理をせず、自分のペースで、自分が納得できる読み方で、丁寧に読んでみると考えていたことが思い浮かんでくることが多いです。
こうした読みの基盤が身に付いてくれば、自分の考え、根拠をもって話したり書いたりできるようになってくると思います。
この写真でも、子どもたちは、最初は立ってはいますが、自分のペースで教科書を読み、課題についての根拠が見つかると座ってまとめ始めました。
全員で読む音読、句点で区切って読む音読などいろいろありますが、教科書を読み込むには、静かに自分のペースで読むことも大切だと感じて授業を見て回っています。